オレイン酸・MUFAなど、体に良い脂肪酸を多く含んだ黒毛和牛肉!。定期的に東京都食肉市場で脂肪酸検査をしており、オレイン酸55%前後、MUFA値も60%以上の体に良い脂肪酸を数値として確認しております。小さなお子様から、育ち盛りの青年男女、メタボが気になる方からご老人に至るまで、お勧めできる脂質を持ったお肉「与一和牛」是非お試しください。
身体が喜ぶおいしさ、サラサラとしたフルーティーな脂を体感してみてください。
牛は大きく2種、食肉用と牛乳用に分類。
お肉は、和牛・交雑牛(F1)・乳用牛になります。
和牛は、さらに4種類が国産和牛に分類されます。
与一和牛は、最高峰の黒毛和種となります。
*表中、乳用牛・交雑牛のオレイン酸数値がありませんが、測定データが無い為です。
肉の脂肪で女性らしくなろう
現代人にとかく敵視されがちな脂肪ですが、肉に含まれる脂肪分には大切な役割もあります。例えば、女性ホルモンのエストロゲンは、卵巣の脂肪組織から分泌されます。このため、極端なダイエットをするとエストロゲンが減少し、生理が止まったり、女性らしい体つきが失われたりすることがあります。
また、エストロゲンには動脈硬化や骨粗鬆症を予防する働きもあるので、更年期を迎えた女性が体脂肪を極端に減らすと、動脈硬化や骨粗鬆症が起こりやすくなります。高脂肪な肉を食べ過ぎるのは良くないですが、適度な脂肪の摂取は、体のバランスを整える上で非常に大切な意味があるのです。
このコラムの内容は「肉」一般についての学術的所見であります。
東京農業大学/鈴木敏郎名誉教授監修
子どもの成長に欠かせない必須アミノ酸
たんぱく質を構成しているアミノ酸は人が生きていく上で欠かせない栄養素の1つです。人間に必要なアミノ酸のうち、体内で十分な量を合成できず、食物から摂取しなければならないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」といいます。必須アミノ酸には、ロイシン、バリン、イソロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、ヒスチジンの9種類がありますが、子どもの場合はアルギニンを加えた10種類が必須アミノ酸といわれています。
アルギニンには成長ホルモンの分泌を高めるなど、成長を促進する働きがあるため、子どもはアルギニンを大人以上に食事から摂取する必要があるのです。アルギニン含量の高い食品としては肉、卵、チーズなどがあります。また、成長促進や免疫力向上作用があるリジンも、子どもの成長に欠かせない、大人以上に摂取が必要なアミノ酸です。
こうした必須アミノ酸を過不足無く補うには、アミノ酸バランスに優れた肉や魚といった「良質のたんぱく質」を食べる必要があります。例えば、リジンは肉や魚だけではなく、主食である米や小麦にも含まれています。しかし、牛肉(サーロイン)100g当たり1200mgのリジンが含まれているのに対し、米100g当たりのリジンは220mg、小麦粉では200mg前後と、その含有量は少なく、これだけでは一日の必要量を満たしていません(※1)。したがって、子どもの健全な成長のためには、必須アミノ酸を豊富に含んだ肉類などを十分食べさせることが大切な要素の1つです。
(※1)出典:食品成分データベース(文部科学省)
骨の成長にはたんぱく質が不可欠
骨の成長にカルシウムが大切なことはよく知られていますが、実はたんぱく質も骨の成長に重要な役割を果たしています。「骨を丈夫にする」のがカルシウムだとすれば、「骨を伸ばす」作用があるのがたんぱく質です。
骨は、骨の先端(骨端部)の軟骨細胞に成長ホルモンが働きかけると、軟骨細胞が増殖して伸びていきます。この軟骨細胞の原料となるのがたんぱく質です。このように、たんぱく質は筋肉や血液などを作るだけでなく、骨の成長にも重要な役割を果たしています。
たんぱく質もまたカルシウムと同様、健やかな骨の成長に欠かせない栄養素なのです。
子どもは大人よりも多くのたんぱく質が必要
乳児は母乳を与えるとすくすくと成長します。これは、母乳に必須アミノ酸をはじめとするアミノ酸が、理想的な構成比で含まれているからです。また、子どもは成長するにつれて、必要となるたんぱく質の量がどんどん増えていきます。大人が一日に必要とするたんぱく質の量は約60~80gですが、小学生では約55~75g、思春期になると約75~90gのたんぱく質が必要といわれています。つまり、体格・体重から比較すると成長期の子どもは大人に比べ、より多くのたんぱく質を必要としているのです。
健康な体を作るためには、バランスのよい食事と十分な睡眠が欠かせません。特に、子どもが幼いうちから正しい食事習慣を身につけさせることは大変重要です。肉や魚などの良質たんぱく質、ビタミンやミネラル、脂肪などをバランスよく摂るように心がけましょう。
長寿への道は肉から
食肉が健康に良いことを示す調査結果があります。1900(明治33)年ころ、日本人の平均寿命はわずか39歳でした。平均寿命が70歳を超えたのは、女性が1960(昭和35)年、男性が1971(昭和46)年のことです(厚生労働省:第22回生命表の概況)。これは、第2次世界大戦後、日本人が畜肉や乳製品などを食べるようになり、食の多様化が進んだことが原因の1つと考えられます。
肉などの動物性たんぱく質は、筋肉や血液を作るだけでなく、骨を作るメカニズムを促進しホルモンのバランスを整える効果もあります。また、血管をしなやかにして脳血管疾患を予防し、感染症に対する免疫力を高める作用もあるのです。
日本が長寿国になった要因の1つに、動物性たんぱく質の摂取量が増えたことも挙げられるでしょう。
肉を食べて美容を促進
肉を食べることは、健康に良い影響をもたらすだけでなく、美容の面でもさまざまな効果があります。人の体は膨大な細胞の集合体で、筋肉や骨、皮膚や髪の毛に至るまで、日々、古い細胞が新しい細胞に入れ替わっています。こうした細胞の新陳代謝を活発にするのが、肉に含まれるアミノ酸です。体の新陳代謝が滞りなく行われるためには、一日に約60gの良質なたんぱく質を摂取する必要があります。これがうまくいかないと、筋肉が次々に分解されて老化のプロセスが進みます。つまり、食肉には新陳代謝を活発にして若々しい体を保つ効果があるのです。
肉に含まれる脂肪分とオレイン酸にも、美容上欠かすことのできない働きがあります。脂肪の摂取を極端に減らすと、女性ホルモンのエストロゲンが減少します。エストロゲンにはお肌の水分量を整えたり、コラーゲンを増やしたりする効果があるため、エストロゲンが減少すると、肌荒れやシミ、しわ、たるみなどを引き起こします。また、人間の皮脂成分の約40%はオレイン酸から構成されています。そのため、オレイン酸が不足するとサメ肌になったり、お肌が荒れてカサカサになったりします。
新陳代謝を活発にして若々しい体を保つためには、肉のたんぱく質と適度な脂肪、オレイン酸の摂取が欠かせないのです。
オレイン酸で生活習慣病を予防
肉にはアミノ酸以外にも、さまざまな健康成分が含まれています。貧血予防効果がある「ヘム鉄」、抗がん作用や体脂肪減少、動脈硬化予防などの効果がある「共役リノール酸」などはその一例です。なかでも、生活習慣病の予防効果が期待されているものに脂肪酸の1つである「オレイン酸」があります。
オレイン酸には、血中のコレステロールを適正に保つ働きがあります。コレステロールには悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールがあり、悪玉コレステロールは動脈硬化や心臓病、高血圧の原因となりますが、善玉コレステロールには動脈硬化を予防する働きがあります。オレイン酸には、この善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールだけを減らす効果があるといわれています。
また、「酸化されにくい」ということも、オレイン酸の特徴の1つです。一般に脂肪の酸化が進むと、体内で活性酸素と結びついてDNAに損傷を与え、ガンや動脈硬化、心疾患や脳疾患、糖尿病などの原因になります。オレイン酸にはガンや生活習慣病などを予防する効果があるといえるのです。
*このコラムの内容は「肉」一般についての学術的所見であり、効果効能ではありません。
東京農業大学/鈴木敏郎名誉教授監修
亜鉛の不足はさまざまな健康障害を引き起こす
魚介類や肉類に多く含まれる亜鉛も、健康に欠かせないミネラルの1つです。亜鉛は、300種類以上の酵素の活性化に必要なミネラルで、細胞分裂やたんぱく質の合成などを促進する働きがあります。このため、亜鉛が不足すると、細胞分裂や細胞の新陳代謝がうまくいかなくなり、さまざまな不調の原因となります。
亜鉛不足の障害の1つに味覚障害があります。舌の表面には食物の味を感じる「味蕾(みらい)」がありますが、これは細胞分裂がさかんな組織なので、亜鉛が不足すると減少してしまいます。こうして引き起こされるのが味覚障害です。
また、精子や卵子も新陳代謝が活発な組織なので、亜鉛が足りなくなると、精子の形成が妨げられたり、卵子の発育に影響をおよぼす可能性があります。このほか、皮膚の新陳代謝も妨げられるため、皮膚炎が起こったり、傷跡が治りにくくなったりします。さらには、免疫力の低下にもつながるので注意が必要です。
こうした症状を防ぐためにも、ふだんから亜鉛を多く含む食物を摂るように心がけましょう。亜鉛を多く含む食物としては、肉類やレバー、牡蠣、海苔などがあります。亜鉛はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まるので、肉と野菜、牡蠣とレモンなどを食べ合わせるのがおすすめです。
※このコラムの内容は「肉」一般についての学術的所見です。
一価不飽和脂肪酸による肝脂肪含量の減少:2型糖尿病における無作為化試験
2型糖尿病はしばしば脂肪肝を伴います。減量により肝脂肪含量が低下することはよく知られています。一価不飽和脂肪酸(MUFA)に富む食事は、糖尿病の食事療法として、血糖やLDLコレステロールに対する好影響から、一定の有用性を有するものとして知られています。しかし、高MUFA食が肝脂肪含量にどのように影響するかは知られていません。また、低glycemic index(GI)食の血糖、脂質、インスリン感受性に対する好影響も知られています。今回、この2種の食事療法を運動療法と組み合わせて肝脂肪含量に対する影響を検討した2X2の無作為化対照試験が報告されました。
目的: 食事の質的変化と有酸素運動が、減量を介さず、2型糖尿病患者の肝脂肪含有量にどのように影響するか検討する。
デザインと方法: 35-70歳の2型糖尿病患者で、食事療法および食事療法とメトフォルミンで十分な血糖コントロールが達成されている男女合計45名を対象に2x2割付による無作為化対照試験を8週間にわたり行った。以下の4群のいずれかに割り付けた、1)高炭水化物/高食物繊維/低GI食(CHO/線維食)、2)高MUFA食、3)CHO/繊維食+運動プログラム、4)高MUFA食+運動プログラム。肝脂肪含量はNMRで測定した。
結果: 4群とも8週間の間で体重に変化を認めなかった。肝脂肪含量は、高MUFA食(-29%)、高MUFA食+運動(-25%)、CHO/線維食(-4%)、CHO/線維食+運動(-6%)と、高MUFA食で減少した。分散分析では、食事療法により肝脂肪含量の有意な変化を認めたが、運動、および、運動と食事の相互作用は有意ではなかった。
結論: 等エネルギーのCHO/線維食に比し、高MUFA食で、運動療法とは無関係に、肝脂肪含量が低下し、2型糖尿病で脂肪肝を伴う症例の食事栄養療法として考慮されるべきと考えられた。
解説> 非糖尿病肥満者において、主に飽和脂肪酸増量による高脂肪食が低脂肪/高炭水化物食に比し肝脂肪含量をより増加させたという報告(J Clin Endocrinol Metab 2005;90:2804–2809)があり、今回の報告との相違は、脂肪酸の種類による可能性が高いと考えられます。著者らは、MUFAは、飽和脂肪酸に比し、摂取後により迅速に酸化されること、肝臓より脂肪細胞に取り込まれやすいこと、LPLをより活性化し血中中性脂肪分解を促進し脂肪細胞に取り込まれやすくすること、培養細胞においてMUFAはより中性脂肪の形で、飽和脂肪酸はよりdiacylgylcerolやceramideの形で貯蔵されるなどの相違点を挙げています。
主に果糖、単純糖質、高GI炭水化物を増量した高炭水化物食では肝脂肪含量が増加することが一致して報告されています(World J Gastroenterol 2011;17:3377–3389)。しかし、今回の検討ではCHO/線維食で肝脂肪は増加しませんでした。炭水化物も質的相違により肝de novo脂肪酸合成に異なる影響を及ぼすことが知られており、また、腸内細菌の影響も異なるため、今回CHO/線維食で肝脂肪含量が増加しなかった可能性が考えられます。
すき焼き
最高ですね!
残った汁で〆の一品、良質の脂を頂きます。
しゃぶしゃぶ
いくらでも食べられますね~
BMS12
サーロインになります。
BMS12
切開面ですね~
栃木県北東部に位置する「大田原市」 先人たちが築き上げた、まさに「銘牛の里」。
ここ、大田原市で育てられた黒毛和牛の中から、厳選された「A5ランクの肉」に、与えられた 商号 ・ ・ ・ 「与一和牛」 ・ ・ ・ 。
厳選和牛肉は、まさに珠玉の逸品としか言いようがない。
「美味さ・旨さ・甘さ」 さて、あなたはどの「うまさ」をつかいますか?
大田原ブランドとして、市内生産者らにより結成された「与一和牛研究会」から
与一の里・大田原 ・ ・ ・ 「与一和牛」 ・ ・ ・ 絶賛販売中です。